自身のBMXライダーとしての経験を元に、着心地の良さや機能性、使い勝手の良さにフォーカスしたアイテム作りをモットーにメンズアンダーウェアを中心に据えたアパレルブランド。

Designer & BMX Rider/伊東高志さん -Takashi Ito

ー ブランドを始めたきっかけは?

ブランドを始める前はBMXライダーとして活動していました。いわゆるストリートスポーツなんですけど、実はBMXはテクニックを競い合うだけでなく、見た目も重要になってくるんです。技、ファッション、コンテストの時に流す音楽などのオリジナリティーもジャッジの採点基準になってくるので、そういう意味でも洋服にはずっと興味を持っていました。

ブランドの名前について

「旅」をアルファベットに変換すると「T A B I」になりますよね?その中の「TAB」の三文字の並びのバランスに惹かれたのと、響きもよく覚えてもらいやすそうだと思い、こう名付けました。「旅に持っていきたいアンダーウェア」として知れ渡って欲しいです。 
TABには何かを引っぱったり、ぶら下げたりする「つまみ」という意味がある。 「つまみ=きっかけ」と 自己解釈し、アイテムを手に取ってくれた人たちや関わってくれた人たちを、このブランドをきっかけにして旅へといざないたいという気持ちも込めることにしました。

アンダーウェアをブランドの中心にしようと思ったのはなぜ?

実は自分の中で15年間ぐらい温めてきたことなんです。というのは、ライダー現役時に絶妙なフィット感のアンダーウェアに出会って、そればかり愛用していました。動きやすさ、柔らかさも最高。一度体験してしまうと他のものは穿けなくなってしまうほどで、コンテストの時の“勝負パンツ”でした。コンテストのために国内外に出ることも多く移動が多かったのですが、穿き心地が良いからストレスを感じず、穴が開くまで穿き続けました。自分のライダーキャリア最高潮の時代を支えてくれたと言っても過言ではありません。ですが、その後そのモデルがリリースしなくなってしまって…。それに変わるアンダーウェアをかなり探しましたが、なかなか出会えず「無いなら自分で作ろうか」と思い始めました。

こだわりは?

ライダーならではの観点から、穿き心地と動きやすさ=快適さを追究しました。アンダーウェアだけではなく洋服についても着回しのきくベーシックなデザインにしたところもこだわりです。“快適さ”と“機能性”、“自分らしいかっこ良さ”を兼ね揃えているのが理想の完成形です。コンテストやショーのために世界中を飛び回るBMXライダーにとって、旅は切っても切り離せないもの。旅の移動でのストレス軽減、旅先でのリラックス、コンパクトでかさばらず、環境のことも考えて、パッケージはリユースできるチャック付きの袋を採用しました。この袋は、旅に必要な小物アイテムを小分けするのにも活躍します。
あと、商品のインスピレーションは旅をしながら「こういうのがあったら便利だな」と思うことが大きなヒントになっています。

ー 生地に使用しているポリエステル、モダールレーヨンの使い分けを教えてください。


生地は2種類用意しています。スポーツや旅には、吸水速乾で洗濯してもすぐに乾くポリウレタン混紡のポリエステルがおすすめです。軽い生地感でストレッチのきいたモダールレーヨンは柔らかく、さらりとした肌触りでクーリング効果もあります。穿き心地の良いアンダーウェアを身につけることは、クオリティーオブライフの向上に繋がると思っています。

ー “旅”がブランドのキーワードになっていると思うのですが、伊東さんにとって“旅”とは?

「非日常の体験」です。日常とは違う人、もの、景色に出会えるので、人生には旅が必要だと思っています。日本人は昔から「ハレ」と「ケ」という生活サイクルを大事にしてきましたよね?旅は「ハレ」です。日常を離れてみることで、人生が豊かになると思っているので。

ブランドをやっていて良かったと思うこと

時間の融通が利くので“会いたい時に会いたい人に会いに行ける”というところが良いと思っています。自分とは異なる考えを持っている人と話すことで、今までとは違うものを取り込めるチャンスですから。
あと、子供と過ごす時間を大切にしたかったので、自由に動ける仕事に就きたかった…自分の中の働き方改革ですね(笑)。


ー 今後の展望は?

世界中の男性に、一度は穿いてもらいたいです。

アパートメントオキナワに期待すること

アパートメントオキナワに入る前は“不良な大人たちが楽しそうに遊んでいる”イメージがありました。そういう大人が集まっているチームなので、そこから刺激をもらって“遊べる大人”になっていきたいです。

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