女性がかつて女の子だった頃に感じていた”かわいい”を商品開発の基礎としています。トレンド、定番、ステータス、エシカル、エコを知らなかった時代に感じた”かわいい”をすべての女の子へ。

President/亀島翔子さん -Syouko Kameshima
首席研究員/山内真さん -Shin Yamauchi

ー Watersとは?

宜野湾市にあるセレクトショップで、オリジナルの洋服や器、バッグ、アクセサリーなどを取り扱っています。Watersはバッグブランド「SUI(スイ)」、ファッションブランド「moguru(モグル)」、陶器ブランド「コミンテルン」3つのブランドを展開していて、それぞれ水にちなんだネーミングです。店名の由来は、孟子の「水の低きに就くが如し」から。水は低い方に向かって流れます。「自然の成り行きには逆らっても無駄なので、身を任せよう」という思いからこう名付けました。


ー コンセプトを教えてください。

純粋に「可愛い」と思ってもらえるものを作りたいと思っています。ステータスやブランディングよりも、感覚的に「好き」思ってくれるもの、です。例えば「ピンク色のフリフリのフリルがついたお姫様ドレス」に対して、幼稚園生の女の子が「可愛い」と思う感覚でしょうか。 


ー あなたにとって「可愛い」の定義は?

大人になるにつれて「可愛い」の定義は変わってくると思うのですが…小さな女の子はみんな「お姫様が好き」ですよね?子犬を見た時には「可愛い」と思いますよね?そういう無条件に、直感的に可愛いと感じることです。


ー そういう可愛いを目指してデザインされているのですね?

例えばmoguruで扱っている洋服はバルーン袖のブラウやAラインのワンピースが多いんですけど、ギャザーが寄っているスカートや、ふわっとした洋服など、女性が根本的に、一目見て可愛いと思える形に仕上げています。



ー はじめたきっかけは?

moguruは、元々は個性的で派手なものをメインに作ってきたのですが、もう少しベーシックで甘い感じのものを作ってみようかな…と思い始めたのがきっかけです。ニーズが高いことを知ったので。


ー ファッションブランド moguru(モグル)について教えてください

ナチュラルで、日々の生活に溶け込む雰囲気の洋服を作っています。決して安い洋服ではないのですが、高価なものって取り扱いが面倒なものも多いと思うんです。ですが、moguruのものは、例えば子どもの洋服と一緒に洗っても大丈夫ですし、生地の縮みもありません。


ー 素材をリネンにした理由と、リネンの魅力は?

リネンは使っていくうちに生地が柔らかくなって、使いはじめて10年後が美しいんです。使うほどに味わいが出て着心地の良い質感に変化するので、クローゼットに入っていると「ついそればかり着てしまう」という人も多いようです。肌触りが良いので、自然と手が伸びてしまうんです。




ー デザインのこだわりは?

moguruのデザインは流行に特化していません。ロングスパンで着られるもの、歳を重ねても着たくなるようなものを作っています。そしてコーディネートしやすいようなデザインを心がけています。着心地が良くリラクシングウェアとしても機能するので、私は飛行機の中でも着ています。

ふんわりとしたデザインなので、体型カバーも期待できます。


ー 自身のブランド以外に好きなブランドは?

Pictures(ピクチャーズ)! どこにいっても確実に売れているんです。何年も同じ形のものを作っているのに人気が衰えないところは、同じモノ作りをしている者として、すごいと思っています。


ー 今後の夢は?

せっかく沖縄にいるので、リゾート的な雰囲気が伝わるようにはしたいですね。洋服にはリネンとコットンしか使っていないのですが、沖縄は暑いので、さらりと着られるリネンがおすすめです。リネン=リゾート=沖縄というイメージが広がっていくと嬉しいです。



ー アパートメントオキナワに期待すること。

いろんなクリエイティブの集団なので、新しい取り組みができたらいいなと思っています。今までは個人ブランドとしての出展だったので百貨店がメインでしたが、集団だと大規模な商業施設も可能なのかな、と。また、客層も変わると思うので楽しみです。


ー 知ってもらうために、アパートメントオキナワに必要なものは?

それぞれのブランドでコンセプトが異なりますよね。moguruみたいなふわっとしたものから、尖ったようなブランドもあります。集団になることで引き出しがいっぱいあるので、それぞれの個性や色を大事にしていきたいです。