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どんなに若くても年月を経ていても、媚びることなく自分の美しさや好みを理解し受け入れるようなハンサムな女性に向けて服を作っています。

Maker/田中みどりさん -Midori Tanaka

コンセプトは?

“背伸びしない自分”と“程よいラフさ”です。自分が自分らしくあることが素敵だと思うので、「それ似合わないんじゃない?」と人から言われても、自分が「いい!」と思うのであれば、着てほしいです。人からどう思われるかより、自分の物差しを持ってほしいです。

Dreamiを始めたのはいつ頃から?名前の由来は??

子育て中は仕事をお休みしていたのですが、落ち着いてから再開しました。お店の名前は自分の名前“みどり”をもじって“ドリーミ”に。子供服専門だったのですが、可愛く作れば作る程売値が高くなってしまう。安い子供服屋がどんどん出てきて、可愛くなくても「すぐ成長してしまうから」とそちらを買う。という現実に虚しくなってしまいやめました。それからは、ジャンルを絞らずにデイリーからパーティードレスまで幅広いジャンルを手がけるようになりました。


ー ファッション業界を志すようになったのはいつ頃ですか?

ずっとファッション関係の仕事につきたいと思っていました。小学生の頃からセーターを編んでいましたし、家庭科の裁縫の授業もすごく好きでした。作るのが好きだったんです。高校卒業後は専門学校に行きたかったのですが、親の希望で短大に進学しました。

ー その後、卒業してからはどこで経験を積んでいきましたか

短大に入学してから8年間東京で過ごしました。1990年代後半ぐらいから裏原(原宿周辺の服飾洋品店が集まっている一帯)ブームというものがあったのですが、短大卒業後にその中の「マイノリティ」という人気ブランドに就職できてしまったんです。
そこで経験を積みました。


もの作りの楽しさはどんなところ?

生地選ぶ時間、黙々と作業している時間、出来あがった瞬間、全てが楽しいです。私の作り方は教科書通りではないかもしれませんが。

ターゲット層は?どんな人に着てもらいたい??

子供から大人まで、制限はしていません。家族お揃いで着られる洋服もあるんです。七五三やファミリーフォト、クリスマスパーティー、結婚式、結婚式の二次会… 幅広いシーンで利用できると思うので、「今」を楽しみたい方に選んでいただきたいです。


続けていて良かったと思うことは?

お客様から喜んでもらえると嬉しいです。結婚式や二次会、パーティー当日の、なんとも素敵な笑顔の写真が届いたりすると、嬉しくて胸が熱くなります。お店に来て「こんな1着を探していたんです!」と言ってくださる方もいて、幸せを感じています。


ー 今後の展望

最近デザインがおとなしめになってきているんですけど「これを着てパーティーに行きたい!」と思ってもらえるようなドレスを増やしていきたいです。

アパートメントオキナワに期待することは?

県内だけでなく、県外、国内外にアパートメントオキナワを広めてもらいたいですね。一人の力ではできなくても、チームになれば広めることも可能かな、と。

私の作る洋服は派手な生地を使うことが多いので、県内だけで販売していると、同じエリアに似たような人が密集してしまうでしょう(笑)?

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